えーてるねっと

Ethernetっていう言葉を見て「えーてるねっと」って最初読んじゃったり、頭の中で「イーサネット」だと分かっていても、どうしても「えーてる」と読んじゃったりすることはないですか。私はあります。

で、こんな読み方をして誰かに笑われてしまったら、実はエーテル」って読んでも問題ないし、語源は同じなんだぞ!って言い返しましょう。

以上、明日使えないムダ知識のコーナーでした。

オッサンのむかしばなし

というわけで今回もネットワークネタで、前回はOSI参照モデルのL2かL3のお話だったんですが、今回はレイヤ1、物理層のお話です。

これを見ている中で、Ethernetケーブルを自作したことある人いますか?
20年前ぐらいは「ケーブル自作できないインフラエンジニアはモグリ」と言われてたぐらいには、どこのご家庭にでも工具と導通テスターが常備されていたものです。今更作ったことない!なんて恥ずかしいこと言いませんよね?

当然大嘘ですが。

20年前はインフラエンジニアなんて言葉のくくりすらもありませんでしたしね。管理者が半泣きになりながらフリーアクセスのフロアをめくってケーブルを這わせるとか当たり前で、みんながレイヤ1込みのガチインフラエンジニア兼任でした。

ついでにいうと、8本のケーブル全部つながなくても、2対4線だけでいいとか(10Base-T/100Base-TX)言われるのが当たり前だったんですよ。今そんなことしたら施工不良ですけど。

とぐろを巻いたネットワークケーブルを片付けよう

さて、月日は流れて、ケーブル自作なんてありえない時代になりました。そのへんで売ってるやつを買う方が早いし、Cat.6以降とかは、かなり気を使わないといけないので自作しないほうがいいです。

…なんてことをいっても、長いケーブルを買いすぎてとぐろを巻いているのをどうにかしたいとか、電線管の中を通すのにコネクタがついたままだと困るとか、まったく自作ニーズがなくなったわけではない気がします。

で、このコネクタをつける作業、超めんどくさいです。専用工具が要るだの、電線をほぐしてきっちり順番揃えて入れないといけないだの、ほぐした長さが長すぎたら規格外になるだの、最後の圧着工程がイマイチだと接触不良になるだの、散々な目に遭います。

私は正直不器用なほうなので、従来からある工具セットだと、コネクタをつける作業の打率が非常に悪かったです。めっちゃ恥ずかしい。

…なんですが、先日こういうのを見つけました。

www2.panasonic.biz

簡単に結線できますとか書いてるけど、実はコツが要るんじゃろ?
…なんてことはなく、実際にやってみましたが、押し込む時ちゃんと奥までしっかり押すのを徹底すれば、ドン臭い私でも成功率100%でした。偉業!

今日の写真

今日は長崎の針尾送信所の配線ダクトです。
青空を背景にした、ツタの絡んだ配線ダクト、萌えますよね?

萌えますよね?(大事なことなので二度言いました)

針尾送信所 電信室の配線ダクト

 

マングース

風邪ひいてまんねん(治った)

なんかものすごく中途半端な風邪が流行ってるっぽいのでお気をつけください。
喉が痛いけど咳が出ないとか、中途半端に熱が出て中途半端に身体がだるいとか…なんやねんこれ。

ネットワーク機器を交換しよう

別にPC周辺機器屋さんのステマじゃないんですけど、昔から何度か直面した問題なので、改めて書いておこうかと。

EthernetハブやらWiFiルータ/APやら使ってますよね。まあハブまで要るぐらいの機器をぶら下げるような用途はそこまで多くないと思うんですけど、WiFi APぐらいは使ってると思います。

で、WiFi APはWiFiの規格が4だの5だの6だのと大きく売り文句として書かれていて、あー世代交代だなー高速になったんだなーって買い替えると思うんですけど、問題はそのへんに転がってるEthernetハブのほうです。

今はどこもかしこも普通にスイッチングハブだと思うのですが、これが問題で、中に積まれているチップの処理性能によっては、微妙にネットワーク接続にラグが生じたり、下手したらそこがボトルネックになって回線速度が出ないという問題まで起こります。

理由はそれほど難しくなくて、昔のスイッチングハブだと、内部の処理チップの性能でpps(1秒間に扱えるパケットの数)に限界があるし、一旦バッファに溜めて指定のポートに送信する仕組みなせいで、ショボ性能だと遅延も起きるというお話。

なので、そのへんに転がってるハブを漫然と使うのではなくて、時々見直してちゃんと買い替えましょう!

…なんか遅いなーと思ってたんだよ…(今日新しいハブに差し替えたらメチャ高速になって拍子抜けしたぽな)

今日のおにく

大洗のCook Fanの戦車カツです。説明不要!
Webサイトには何も書いてないけど、まだメニューに載ってるのかなあ。

プラウダ高校の旗つき

 

珈琲(ソフトウェア)はもういらない

あれだけめんどくさくて手を出していなかったWebのフロントエンド系にちょっぴり手を出し始めました。

いまだにテーブルレイアウトXHTML 1.1な化石HTMLを書いているSSP配布サイトがリニューアルされて、レスポンシブデザインばりばりになる日もきっと近い…!?

…めんどくさくてやらない気もしますけど。正直今のサイト、スマホで十分見られるし。

珈琲の野郎!

いうても普段はバックエンド側でだいたいごそごそしてるんですけど、今日もそんなサーバの中のお話。

みなさんJavaって覚えてますか。いやJavaScriptじゃなくてただのJavaです。

あなたとJAVA
今すぐダウンロー

っていうアレです。最近Webサイトは更新されてしまって、「ド」がはみ出した趣深いアレはもう見られなくなっちゃいましたけど。

うかどんでも全文検索エンジンのelasticsearchの基盤部分を担っているんですけど、こいつがまたリソース食いで困ってます。メモリもCPUもガバ食いします。昔リソースイーターすぎるとか愚痴っていたRuby on Railsなんかも、コイツと比べればかわいいもんです。

百歩譲ってまあビッグデータの類いやろし仕方ないやろーと思っていたら、今度は家で使っているNASがやたらと重い問題が出て、原因調査の結果MinimServerとそのランタイムであるJavaが重いということが判明し、さっさと捨てました。

もうやだ。珈琲はもういらない。

きょうのおにく

今日は津山ホルモンうどん(焼きうどん)です。

味噌系または醤油系の焼肉のたれめいた味+牛ホルモンというB級グルメの類いですが、昼飯に腹にたまるものをさくっと食いたいというのにマッチして割とよかった。

道の駅久米の里 津山ホルモンうどん (FA-X氏撮影)

デッドロックって怖いね

OpenSSLをビルドしたら、謎のデッドロックが発生して、その結果SSPが終了しないという頭の痛い現象が起こっております。これどうしよう。

もしかしたら、これを解決したら、今までの妙なバグのうちの一部が解消したらいいなあ。まあそんなに甘くはないでしょうけど。

リアルデッドロック

デッドロックはソフトウェアのバグに限った話ではありません。

ざっくりいうと倉庫番的なゲームやら箱入り娘パズルやらでの詰みパターンの数々が、全部デッドロックになります。あるいはもっとスケールを大きくして、鉄道でも起こったりします。

最近では、奈良線 六地蔵駅やら、川越線 指扇~南古谷間でも起こったりしています。

移動できるルートが限定されていて、かつ基本的に定められた進行方向にしか進めない、という場合には、だいたい何でも起こりうるので、旅客機の空港の誘導路上で管制ミスでお見合い、などの事象も起こりうると考えられます。

こうなってしまうと、現地に対応要員を派遣して、安全を確認しながら手前の駅まで後退する、などのイレギュラーな操作を必ず求められるので、めんどくさいんですよね…

論理が複雑すぎて人間は必ず見落とすのだから、自動化すべきである…といっても簡単にはいきません。

人間が作った装置も条件の見落としがあるし、今後AIがこういうお仕事をこなしたとしても、頻度は少なくなるものの、やっぱりトンデモな見落としをやらかすんじゃないでしょうかね。おお怖。

恵方巻

今日のメシテロコーナーは、節分にちなんで恵方巻です。
実は太いのは避けて鉄火巻だったりするんですけど、まあ巻寿司カテゴリだから…
皿を恵方に向けて、同じ方向を向いてガブり。ごちそうさまでした。

恵方巻

 

オチた

1/28 21時頃~1/29 8時頃まで、Discordの「伺的なオンラインイベント」サーバに居る読み上げBOTが読み上げてくれませんでした。誰も迷惑していないと思いますがご迷惑をおかけしましたと言っておこう。

復旧と再発防止策(プロセスが落ちた時に再実行する)を入れて解消しています。

落語

大阪人レベルのアセンションのために、落語を聞きにいってました。

落語の前の枕(前置き)が、どの噺家さんも長くてバリエーションがあるのを見て、ウケる言葉の芸術のためには、日々ネタを仕込まないといけないのだなあと思ったので、みんなもゴーストを作るために日々ネタ行動にいそしむべきだと思うのです。

やっぱり場数踏んだ人(≒歳とった人)が話すネタのほうが面白いなぁと思うのも、ネタのレパートリーが、たくさんの場数を踏んだ結果山盛りになってるからでしょうなあ。

…大規模落語モデル(LRM)とか作っても、メインの部分はともかく、枕のアドリブはメチャ難しいだろうなあ。

今日の写真

今日は肉じゃないぞ。
ラバーダック・プロジェクトの時のやつです。何度か開催されてますけど、これはだいぶ前の2013年の時のやつ。
ヒルとボス戦⚔️🪿

🐤

 

にっきをかこう

日記をたくさん書く人と書かない人、なんか性格の違いとかあるんですかね。
私はあんまり書かないほうです。
つまり、ここを見ている人は、激レアなぽなの姿が見られるというわけです…!
(ほんまか)

日記コミュの記憶

そんなことを考えていると、太古の昔のことを思い出しました。

今じゃTwitterやDiscord、あるいは一昔前はFacebook、さらに昔はミクシィなど、その時々で半リアルタイムな短文コミュニケーションの手段は変わってきましたが、そもそもミクシィすら無かった時代(2001年頃)はどうしていたかご存じでしょうか。

簡単です。みんなで頑張って日記を半リアルタイム更新して、読むほうもそれを手動で見に行っていたという、ものすごく原始的な手段に頼っていたわけです。
当時はこれを「日記コミュ」と呼んでいたはずです。

日記/ブログサービス自体も未発達な時代でしたから、日記用CGIを各人のWebサイトに設置したり、もっとストイックな人はHTMLを手打ちで日記を書いていました。

今から考えればインターネット老人会すら生ぬるい、訓練された目つきの違うインターネット仙人どもが、本来リアルタイム性のかけらもないそんな手段で、半リアルタイムな会話をしていたわけです。とてもひどい話だ。

絶対領域」という今では普通に使われている言葉が生まれたのも、このころの話です。草の根的な閉じた世界の言葉から、一般的な言葉へと変貌していくありさまなんて、なかなか見られないので興味深かったですよ。

まあともかく、そんな様子ですから、自動巡回のアンテナサービス(はてなアンテナ:2002年)やら、専用の日記サービスはてなダイアリー:2003年)やらが始まっただけで、すごい便利になったなーとか思っていたんですよね。

ちなみに、伺かゴーストの作者さんの使っているブログサービスが、なぜかはてなブログ率が微妙に高いのは、そういう歴史的事情があったりします。

今日の写真

今日は滋賀県大津市逢坂山かねよの前の「うなぎ注意」看板です。
京阪京津線の逢坂山付近のすさまじい急カーブを撮りに来た後、大谷駅近くのうなぎ屋さんの店頭を撮ったやつですね。

うなぎ注意・うなぎ横断歩道

 

おかたづけしよう

処分予定のパソコンが未処理のまま山積み状態だったので、とりあえず捨てられるように整理してました。
世代としては10年以上前のやつなので、さすがにもう使えんわな…
誰がSandyBridgeおじさんやねん!

処分する前にデータを消そう

パソコンの処分の前には、ディスクのデータを消そう!って延々と言われまくってます。
たぶんディスクの全域をゼロで上書きするとか、そういうイメージだとは思いますが、世はすでにSSD時代。ディスク消去方法もだいぶ変わってきました。

  • SATA SSD/HDDはSecure Erase => Linuxならhdparm
    • 内蔵しているブート用SSDは、一度スリープかけてfrozen状態を解除すること
  • NVMe SSDはUser Data Erase => Linuxならnvme-cli
  • MMC/SDはTrim/Secure Trim => Linuxならblkdiscard

昔みたいに何時間もかけて消去しなくても、SSDに対するSecure Eraseなら数分です。とても楽でいいね!

いうても、こんなん一々覚えてられんし、全部入りのツールないんか?という方には、PartedMagicをおすすめしてます。
有料ではありますが、消去ツールのほかにパーティション操作やコピーもできるので、たくさんPCをいじる人はさっさと買っておくと後で楽できるかも?

Linuxわからん!英語分からん!SATA相手にSecure Eraseするだけでええ!
…それなら、TxBENCHですかねえ。

ただ、たいていはUEFI(BIOS)画面に消去ツールが用意されているので、それ使って消すのが簡単ですね、というオチ。

今日の写真

今日は 山形そば処 三津屋 の板そば(大板そば)です。
ザルでけええええ!

ナイスそば!